明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年2月21日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に大きく下落してしまいました。　途中まではマイナスながら耐えていたような印象だったのですが、引けにかけて下げが加速したような嫌な値動きでした。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は下落の始まりとなりました。　為替は９３円台での一進一退だった為、久々に米国株式市場の影響を受けたようです。

　その後の日経平均先物は、小安いところでもみ合った後、押し目を入れながら下へ振れてしまいます。　その下への流れが午後になっても止まらず、１１３００円を割り込んだところでやっと止まりました。

　それ以降は安値圏でもみ合う動きとなり、引けにかけても反発すらせずに、大引けは１１３２０円の１２０円安で終了しました。

　これまで為替しか見ていなかった日本市場が、為替が動かない為、再び米国市場を見るようになってきたのかも知れません。　何かに頼らないと方向性を決められない市場のようです。

　今日から安部さんが訪米するようですが、何を約束してくるのか？　ＴＰＰ？　普天間？　ただ、仲良くしようね！だけでは・・・？

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは下落しました。　なんとなく嫌な終わり方ではあるものの、２月に入ってからのもみ合いの幅を下抜けた訳ではありませんので、トレンドが下を向いたとは言えないのも事実です。　今夜続落で大きく下げてしまえばトレンド転換も視野に入れなければなりませんが、戻すようなら心配は要らないと思います。　今日、日経平均が米国市場を見て下げているだけに、気になりますね。

　一方日経平均株価は、大きく下落し、５日移動平均線やボリンジャーバンドの＋１σを割り込んでしまいました。　これまで何度も割り込んでいますが、１日か２日で戻していますので、今回もそのようになるのかどうか、今夜の米国市場にかかっているようです。　もちろん為替も重要です。　もし、米国株が弱いようなら、明日は週末ですので、利食いが出やすい環境となるでしょう。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　先ほども申し上げたように、米国市場の終わり方が良くないので、下げて始まるのではないかと考えています。　それをひっくり返すだけの材料があるのかどうか・・・？　

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