明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年2月20日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは２００７年１０月９日につけた１４１６４.５３ドルに、じわっと近づいてきました。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は高い寄り付きとなりました。　為替も若干円安だったことも影響したものだと思います。　その後も買いが優勢で、２月６日につけた高値である１１５１０円に並びました。

　しかし、それ以上は伸びず、今度は逆に売りが優勢となってしまいました。　売りが優勢といってもどんどん売り込まれるわけではなく、プラス圏で止まり、その後は一進一退の相場に変わります。

　午後も同じように上がったり下がったりの一進一退が続きます。

　引けにかけても大きな動きは無く、大引けはレンジの下のほうの１１４４０円の７０円高で終了しました。

　今日の為替は終日円高方向の動きだったにもかかわらず、日経平均先物は意外なぐらいしっかりしていたようです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは上昇しました。　ここまできたら史上最高値に挑戦する流れとなりそうです。　今夜、住宅着工、卸売物価指数、ＭＢＡ住宅ローン申請件数などの発表が予定されていますが、よほど悪い数字が出ない限り株価への悪影響は限定的だと思います。

　一方日経平均株価は昨年来高値をつけ、強い相場となっています。　ＭＡＣＤが陰転中にもかかわらず、強い相場ということは、テクニカルが全く通用しない状況が続いているようです。　

　明日の日経平均株価予想は、為替が９３円台ならば上昇、今夜９２円台に入ってくるようなら下落の予想です。　当たり前と言われればその通りなのですが、テクニカルが通用しない相場は難しいです。

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