明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年2月12日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　高値もみ合いが、いまだに続いているようです。　そろそろどちらかに振れても良い時期なのですが・・・。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は大きく上昇して寄り付きました。　為替が９４円台に入ってきたのが原因です。　一気に円安となり、新値を取ってきていますので、円安トレンドは継続中です。

　その後の日経平均先物は概ね１１４００円台でのもみ合いが続きます。　午後になってもその動きに変化は無く、１１４００～１１４５０円を中心とするレンジ内での値動きが続きました。

　引けにかけては少し円が買われたようで、レンジ相場を下抜けし、大引けは１１３７０円で、それでも２００円高の大幅高で終了しました。

　北朝鮮が核実験を実施したようです。　地政学的リスク対アベノミクスは、今日のところはアベノミクスに軍配が上がったようです。　韓国は株安ウォン安だったようです。　北朝鮮のミサイルは米国本土まで届くようなので、今夜の米国がどうなるか、しっかりと見ないといけません。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは小幅下落しました。　北朝鮮が核実験をした後だけに買いの手は弱くなるのではないでしょうか？　核実験がどこまで成功したのかは分かりませんが、ミサイルの弾頭に搭載できるのならば「何とかに刃物」のようなものですので、アルカイダよりも脅威的な存在となります。　今夜は少し安くなるのではないでしょうか。

　一方日経平均株価は平和ボケの状態で高いところでの推移となりました。　通常、円安・株安・債権安となってもおかしくはないと思うのですが・・・？　世界が核弾頭に注目し、そっちに目がいっているうちにノドンやテポドンはノーマークになっています。　日韓は何時狙われてもおかしくない状態です。　少し考え過ぎでしょうか？

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　これから始まる米国市場が下がる前提ですが、米株が下がって初めて気がつくような感じで考えています。

リンク