明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年2月7日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ高・ナスダック安のまちまちで終了しました。　特に上げ下げの材料も無く、終日一進一退の動きだったようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は大きく下落して寄り付きました。　昨日の午後の上昇分を消してしまった状態です。　為替はやや円高気味でしたが、それ以上に下げたような感じです。　手仕舞い売りも出ていたのでしょう。

　その後は回復の途をたどり、１０時前にはプラス圏に浮上します。　しかし、買いの材料も無く、ＳＱ前日と言うことで、再び下落基調に変わりました。　押し目を入れながら、下値を切り下げる展開が続き、１時過ぎには１１２８０円の本日の安値をつけました。

　それ以降は少し戻し基調となり、引けにかけても強い動きとなりますが、プラスになることはありませんでした。　大引けは１１３９０円の４０円安で、よく戻したなと言う印象です。　出来高も多く下げたけど強い印象の残る一日でした。

　為替が円高になりそうでなりませんね。　９５円とか１００円とかの声が聞かれます。　公平に見て私も１００円ぐらいが妥当な線ではないかと考えていますが、一直線でそこまで行くのか？　日々の株価に影響しますので、市場の考える落しどころを知りたいものです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックはまちまちの結果で、強気と弱気が交互に出ていたような値動きでした。　ＮＹダウのＭＡＣＤは、横ばいながら本日陰転してしまいました。　上から下に突き抜けたのではなく、横ばいながらの陰転なので、はっきり下というものではありませんが、上値の重い展開は予想できます。

　一方日経平均株価は下げたものの下値の硬い相場つきになっています。　昨日ボリンジャーバンドの＋２σを上に突き抜けてしまいましたので、本日の調整は当然のことだったと思います。　出来高を見ると、１２月の中旬から突然多くなり、２月に入って更に多く、本日などは凄い出来高でした。　信用取引のルールが変わったからと言う理由も考えられないことは無いのですが、それだけでは語れないところまできていると思います。　このまま増え続けるのか？　増えなければ上昇できないと言う事実も有りますので、出来高の推移も注意してみて行きたいと思います。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　ＳＱ通過でとりあえず上昇するでしょう。　出来高が減ってきたら注意したほうが良いと思います。

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