明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年2月6日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは大きな幅で上げ、下げ、上げを日替わりで繰り返しています。　一昨日は欧州不安で下げ、昨日は企業業績の良さを好感したそうです。　上げ下げの言い訳が苦しそうです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は大きく上昇して寄り付きました。　昨日夕方に白川日銀総裁の辞任が伝わり、為替が一気に円安方向に振れました。　円高の原因は白川総裁だったと言うことのようです。　アベノミクスで円安の流れとなり、最後の砦だった白川城が落ちたと言うことなのでしょう。　白川総裁時代に日本が被った損失の責任はどうなるのでしょう？

　日経平均先物は寄り付き後も買いが優勢で、右肩上がりで上昇し、１１時前には１１４００円まで上昇しました。　その後しばらくはもみ合いの動きが続きますが、１時半頃から再度上昇し、１１５００円を超えました。　為替も一時９４円を超えるなど、えらい事になっています。

　引けにかけては、利食いの動きが出たのか、株・為替ともに逆の動きが出ましたが、大引けは１１４３０円の３５０円高で終了しました。　ホントに凄い一日でした。

　南太平洋の地震による津波注意報が出ています。　太平洋沿岸の方は気をつけてください。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは上昇しました。　欧州不安が一日だけしか持たないネタだったようです。　米国株が白川総裁辞任で上がるとは思えませんが、一昨日の下げを否定したことで、再度史上最高値に挑戦できるレベルまで戻したと言うことです。　近いうちにあるでしょうね。

　一方日経平均株価は大爆発を起こしました。　もっと早く辞めるべきだったのかも知れませんね。　総裁の辞任に加えて中国軍のきな臭い動きで地政学リスクで円が売られた可能性も考えられます。　前者は良いのですが、後者は歓迎できませんね。　後者がこれ以上悪化すると通貨だけではなく、株も安くなりそうです。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　大きく上昇しましたので、普通に考えれば一旦お休みだと思います。　しかし、最近の相場は過去の経験やテクニカル指標が全く通用しない相場となっていますので、非常に難しいです。　１９８０年代後半のバブル期はどうだったのか？　その当時は株には興味は無く、無駄使いばかり・・・。

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