明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年2月5日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　欧州不安が再燃したことや、スペインの市場で空売り禁止が解除されたことでスペイン株が急落するなど、欧州から下落風が吹いたようです。　使いふるされた欧州不安、今もまだ使えるのですね。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は下落の始まりとなりました。　こちらは欧州不安と言うことよりも、昨夜９３円台に足を踏み入れた為替が、逆の動きとなって円高の流れとなっていたことが影響したものと思われます。

　１１１００円で寄り付いた日経平均先物は、一旦戻しに入り１１１７０円まで上昇しますが、今日のところはそこが天井となり、その後は押し目を入れながら右肩下がりの動きとなりました。

　午後になっても下落の流れは変わらず、Ｎ字波動を描きながら下落して行きました。

　引けにかけても元気は無く、現物の日経平均は安値引け、日経平均先物は１１０８０円の１９０円安で大引けとなりました。

　今夜から雪が降るそうです。　平野部でも積もるとされていますので、明日の朝は気をつけてください。　しかし、暖かかったり寒かったり、今年は極端ですね。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは下落してしまいました。　ＮＹダウは前日の上げ幅のほとんどを消してしまう大きな下げでした。　少し調整が必要な感じです。

　一方日経平均株価も寄り付きから大きく値を下げてしまいました。　為替の値位置だけを考えると、そこまで下がらなくても・・・と思うような下げ方です。　これまで強気だった買い方が少し調整を意識し始めたのかも知れません。　昨日、そして一昨日の日中の動き、そして今日の下げ方を見ると、長い長い上昇の第一波が終了したと考えるべきではないでしょうか。　それに加え今週末はＳＱです。　ここは一旦手を空かせてと考えても不思議ではないでしょう。　今週は調整の週になりそうです。

　明日の日経平均株価予想は、続落予想です。　今週調整で、ＳＱ明けにどれぐらい反発するのか？　反発力が弱いと調整は長引きそうです。　

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