明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年1月30日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ高・ナスダック安のまちまちの結果でした。　ＮＹダウは強く、ナスダックはこのところダウほど強くなりきれない状況が続いているようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅高で寄り付きました。　その後、為替の円安の流れに押されて買いが優勢となり、右肩上がりで１１０００円まで上昇しました。

　お昼前後は１１０００円付近でもみ合いますが、１時半を過ぎた頃に突然上げ始めます。　為替はと言うとそれほど動いていません。　お昼過ぎに９１円台に入りましたが、その後は９１円台を下回るあたりでのもみ合いです。

　何があったのかよく分かりませんが、もみ合いの為替を横目に見ながら株だけが上昇して行きます。

　引けにかけても衰えることなく、大引けは１１１００円の２１０円高、現物の日経平均株価は高値引けでした。　どこまで上がるか分かりませんが、非常に買い気が強い地合いであることは間違いなさそうです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックはまちまちの結果で、ＦＯＭＣの結果待ちだったのかも知れません。　ＦＯＭＣの結果は今夜出てくるのですが、アマゾンの決算が良かった事から、米国景気は結構良くなっているのではないかと思われます。　そうなると、次に出てくる話題は、金融緩和をいつまで続けるかと言うことになります。　その次は利上げでしょうか？　少し早いかな？　しかし、為替の円安はそれを折り込みに行っているのかも知れませんよ。　利息の高い通貨は買われると言うのは常識です。

　一方日経平均株価は非常に強い動きで、終値ベースで１１０００円台に乗せて終わりました。　今日、上に抜けた事で、まだ上がありそうな気配です。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　今日の動きを見ていたら、上昇予想をしなければならないでしょう。　しかし、ＦＯＭＣの結果、バーナンキ議長がどんなコメントをするのか？　それによって為替がどちらかに振れるかも知れません。　油断は禁物です。

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