明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年1月17日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高と一昨日とは反対の結果となりました。　気になる為替は少し円安でした。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小高い始まりとなりました。　しかし買いが続かず９時半頃には昨日比変わらずまで下げてしまいました。　ところがそこから買いが優勢となり、再上昇し、寄り付き直後の高値１０７００円まで戻しました。　しかし、為替が円高方向に動き、日経平均先物もそれにつられてマイナス圏へと沈んでしまいました。　めまぐるしく方向が変わる相場です。

　午後も力弱く、下値を切り下げるような展開となりますが、為替が落ち着いた為、底打ちからもみ合いの展開に変わります。

　引けにかけて為替が突然動き出します。　円安方向です。　日経平均先物もどんどん買われ、プラス圏に浮上し、大引けは１０６３０円の５０円高で終了しました。

　それにしても上がったり下がったり、忙しく動いた一日でした。

　３時前に為替が急に動いたのはなんだったのか？　理由は分かりませんが、その後失速していますので、調整が終了したと言うことでもなさそうです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックはまちまちの結果でした。　株価自体は高値圏なのですが、更に上を目指すには、何か支援材料が欲しいところなのかも知れません。

　一方日経平均株価は、本日陰線ながらも下髭の長いローソク足となりました。　ボリンジャーバンドを見てみると、場中に＋１σを割り込みましたが、引けではしっかりキープしていますので、為替の影響もありますが、強い相場と見るべきかも知れません。　明日、上昇するような事になれば非常に良い形となり、再度上に向かう可能性が出てきます。　しかし、来週月曜日から日銀金融政策決定会合が始まり、火曜日には結果が分かります。　これが刺激となり再ジャンプできるのか？　それとも折り込み済みで下落するのか？　蓋を開けてみなければ分かりません。

　明日の日経平均株価予想は、今日と同じようなところでのもみ合いを予想します。　日銀金融政策決定会合を控えた週末ですので、方向性を決めにくい環境だと思います。　ここから新規で買う人は少ないかも知れませんね。　右にある私のトレンドは方向が消えていますし、ＭＡＣＤも本日陰転しましたので、買いは気をつけてください。

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