明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年1月9日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　調整が終わらないようですが、下げたところに買いが入っているような場面もあったようです。　そろそろどちらかに動くかも知れません。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅安で寄り付きました。　為替が８６円台に足を突っ込んだことが大きかったようです。　しかし、９時を過ぎた頃から円安方向に動き出します。　日経平均先物もそれにつられて戻しだし、１０時半頃にはプラス圏に浮上しました。

　午後も強い動きで上昇し、押し目をいれながら上値を追う展開が続きます。

　引けにかけては短期の利食いに押され、少し下げ、大引けは１０５７０円の９０円高で終了しました。

　早朝は続落濃厚の環境だったのに、為替の円安に救われた本日の値動きでした。　

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは下落しました。　これで４日間調整しましたので、そろそろ動き出しても良いようなタイミングではないかと考えます。　今夜上ならば上げ幅がどれぐらいあるのかに注目したいところです。　大幅上昇した日の高値を抜くようなら、再び上昇相場へ移行しそうなのですが、そこまで行かないならもう少しもむ必要がありそうです。　逆に下に放れるような事があれば調整が長引くと言う事ですので、今は米国市場を見て見ないふりの日本市場にも影響が降りかかってくるかも知れません。

　一方日経平均株価は為替の円安に支えられ、５日移動平均線を回復してきました。　スピード違反の上昇トレンドは今でも継続しているようです。　市場関係者の話も強気の話が多く、夜のテレビニュースも連日株高を伝えています。　全てが上を見たときに相場は終わりますので、チョンマゲを掴まないように気をつけたいところです。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　方向性は上なので下落予想はしたくないのですが、一旦下げないとこれ以上上は望めないレベルまできているように感じます。

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