明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年12月27日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは寄り付き直後は上昇したのですが、途中から急落し、後半戻し、引けは再度売られたと言う結果です。　概ね方向性が無かったと言うことかも知れません。　年末商戦で売上高の伸びが前年から鈍化していることが理由だそうですが、そんな事より崖問題が障害となっているのでしょう。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は高い寄り付きとなりました。　８５円台前半だった為替が８５円台後半に入ってきたことが好感されたようです。

　寄り付き後も堅調な動きで、１０時頃には１０４００円をつける場面もありました。　しかし、それ以降は横ばいで、何度も１０４００円をつけるのですが、抜くところまではいかず、１時を回ると少し値位置を下げてしまいます。

　引けにかけても１０３４０円付近でのもみ合いが続き、大引けは少し上げて１０３７０円で終了しました。

　オバマ大統領がバカンスを終え、ホワイトハウスに戻ってきたようです。　今日から再び財政の崖問題の協議が始まるようです。　時間が無いので大人の政治をして欲しいものです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは下落しました。　ＭＡＣＤも陰転してしまい、財政の崖が大きく影を落としてしまいました。　結果が出るまでは上を目指せない状況なのですが、年をまたいでしまうと言うような声も聞かれます。　どうなることやら。

　一方日経平均株価は今日も強い動きです。　寄り付きから年初来高値となり、買えば上がる、上がるから買うと言うような好循環が続いているようです。　しかし、それもこれも為替の円安のおかげで、決して景気が良くなった訳ではありません。　必ずどこかで反転する場面がやってきますので、いつでも逃げられるようにしておくべきです。

　明日の日経平均株価予想は、はずれる事を覚悟で下落予想です。　大納会ですので、上昇予想をしたいのですが、そろそろ一旦終わりにしないと急落が心配です。　みんなが上を向いたときが天井ですのでチョンマゲを掴んで不良在庫を作らないように、塩漬けは株券より白菜がおいしいと思いますよ。

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