明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年12月26日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共にクリスマスでお休みでした。　オバマ大統領もハワイでバカンスだそうです。　気楽なものです。　ハワイのサンタさんは何に乗ってやってくるのでしょう？

　材料の無い日本市場、日経平均先物は上昇の始まりとなりました。　早朝から為替が円安方向に動いたことだけが原因のようです。　その後は１０１００円台の半ばでの一進一退相場となり、方向性は無いものの、高いところでのもみ合いが続きました。

　午後からは、もみ合いながらも少しずつ下値を切り上げる展開で、２時台はその動きが加速し、３時頃には１０２５０円まで上昇しました。　大引けも高値圏の１０２４０円、１７０円高で終了しました。

　為替が８５円台に乗せてきました。　勢いがあり、誰にも止められない状況のようです。　海外がお休みだった事から日本独自の動きであり、安倍内閣の金融経済対策への期待の大きさが伺えます。　しかし一方通行の相場はありませんので、近いうちに巻き戻しがあることも忘れてはならないと思います。　巻き戻しと言っても大きく逆の目が出る事は考え難いのですが、調整は必ずあるでしょう。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックはお休みでした。　今夜から再開されますが、未だ進まぬ財政の崖問題に市場が催促する可能性がありますので、続落する事も想定しておいた方が良いでしょう。

　一方日経平均株価は為替の円安に支えられて強い動きとなっています。　ちょっと強すぎますね。　年初来高値の１０２５５.１５円まであと少しとなりました。　ここまで来たら抜いて欲しいと思うのですが、何となく綱渡りをしているような感じで、怖ささえ感じています。　バブル崩壊時は年末まで高く、年が改まって下げ始めたと言う経緯もありますので、買い持ちしている方は気をつけてください。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　米国株の下落が日本市場に影響するかも知れません。　為替も株式もオーバーシュートしているような気がします。

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