明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年12月25日

本日の日経平均先物の動き

　休日中の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　未だに決まらぬ財政の崖の対応に、痺れをきらした売りが出ているのかも知れません。　年末ぎりぎりまでかかるのでしょうね。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は大きく上昇して寄り付きました。　休み中に円が売られ、８５円に迫ろうかと言うところまで円安が進んだ事が原因です。　しかし、米国内がごたごたしているのにドルが買われるのは、どういう連想からなのか？少し疑問なのですが、結果がそうなので、受け入れなければならないようです。

　その後は若干円高となった為、日経平均先物は伸びず、じわじわと値を消す展開となりました。

　午後はほぼ横ばいの展開で、１００５０円の少し上での膠着状態となりました。

　２時を回ると少し下を向きますが、引けにかけて少し反発し、午後のもみ合いのところまで戻ってきました。　大引けは１００７０円の１１０円高で、再び終値で１００００円の大台に乗せて終了しました。

　米国市場に大きくのしかかった財政の崖問題が一向に進展しません。　日本と同じねじれ状態で、決められない政治となっているようです。　年末までに何とかしなければならないと言われながら、クリスマスはしっかり休むようで、下手をしたら時間切れになりそうです。　とばっちりは避けたいところですね。

明日の日経平均株価予想

　休日中の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは弱い動きとなり、２５日移動平均線まであと僅かのところまで下げてしまいました。　何とか持ちこたえる事が出来るのかどうか？　とりあえず今夜はクリスマスで株も為替もお休みです。

　一方日経平均株価は為替の円安のおかげで１００００円を回復する事が出来ました。　しかし３日連続の陰線となり、一時の勢いはなくなっているようです。　今後更に上を目指せるのか？　それとも押し目を形成するのか？　今回の上昇相場も１ヶ月以上続いていますので、後者の方ではないかと考えています。　私の場合は今年は現金を枕に年越しとなりそうです。　頭と尻尾は食べません。

　明日の日経平均株価予想は、今夜の米国市場がお休みの為、今日と同じようなところでの寄り付きとなりそうです。　後は為替任せの動きとなり、その為替も外国人はお休みなので、あまり動かないかも知れません。　世界中クリスマスです。　私にところには、今年もサンタさんは来ませんでした（涙）。

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