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明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年12月21日


明日の日経平均株価や日経平均先物を分析し予想(予測)することで、日経平均に連動する銘柄の動きが予想(予測)できます。 そんな日経平均株価の明日をチャート分析や株価の推移を参考に予想(予測)します。

本日の日経平均先物の動き


日経平均株価 9,940.06円 -0.99%
日経225先物(日中) 9,960.00円 -0.69%

 昨日の米国市場はNYダウ・ナスダック共に反発しました。 反発と言っても大きなものではなく、一昨日の下げ分の約半分程度戻しただけで、財政の崖問題が解決しなければ、積極的な買いポジションも作りにくいところなのでしょう。

 それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は高い寄り付きとなりました。 昨日の大引けぐらいの時間帯では83円台だった為替が、本日寄り付き時には84円台に戻ってきたことが影響したものだと思います。

 しかし、その為替が9時半頃から円高方向に動き始め、日経平均先物もそれに合わせるように右肩下がりの展開となりました。

 11時台にはとうとう10000円を割り込み、お昼ごろにやっと止まりました。

 午後からは少し反発し、10000円に迫りますが、為替が概ね84円を下回ったところでのもみ合いとなっていましたので、それが追い風とはならず、1時半頃にもう一度下値を試す展開となりました。

 その後は9950円付近でのもみ合いが続き、そのままおお引けとなりました。

 明日からは3連休で世界的にクリスマスのようです。 日本では寒波が押し寄せるようで、ホワイトクリスマスとなる地域が多そうです。 積雪や道路の凍結がありそうなので、お出かけの方は気をつけてください。 都会にお住まいの方は雪をなめている傾向にありますので、特に気をつけてください。

明日の日経平均株価予想

 昨日の米国市場、NYダウ・ナスダックは上昇しましたが、本当の上げではありませんので、今夜の反落も想定しておいてください。 財政の崖問題解決の為の法案の採決が見送られたようです。 議会で採決しても大統領は拒否権を持っていますので、可決しても決まらないと言うのが理由みたいで、これから水面下での駆け引きが始まるようです。

 一方日経平均株価は為替の風に吹かれて下落してしまいました。 10000円のところで多少の抵抗があるのかな?と思っていたのですが、ほとんど関係無かったですね。 チャートは19日に空けた窓を埋める形となり、昨日申し上げたように一旦調整入りが濃厚になってきました。 空けた窓はまだ二つありますので、今後それを埋めに行くのかどうかが焦点になってきます。 11月中旬の上昇場面で空けた窓はそのままになっています。 相場に勢いのあるときはそんなものなのですが、今回は米国の財政の崖がどうなるかで決まりそうです。

 来週火曜日の日経平均株価予想は、下落予想です。 世界的にクリスマス休暇に入りますので、今の地合いを引き継ぐのではないかと考えています。 しかし、今夜もしくは連休中に崖が崖で無くなれば話は別です。 今夜に決着すれば良いのですが、そうならなければ年末ぎりぎりまでかかるかも知れません。

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