明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年12月12日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　しかしＦＯＭＣ開催中と言う事もあり、後半にイベント回避の動きのような売りも出てくる展開だったようです。　今夜バーナンキＦＲＢ議長の記者会見も予定されていますので、仕方の無いところです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、９６００円で寄り付きました。　日が変わったころから為替が円安方向に動き出し、８２．５円を突破してきたことが追い風となったようです。

　しかし、寄り付き直後に付けた９６１０円を高値として、その後は少しだれてしまいます。　だれると言ってもずるずる下がるのではなく、９５００円台後半での値動きでしたので、比較的しっかりとしていたと思ったほうが良いのかも知れません。

　午後は少し上でのもみ合いとなり、午前の高値と肩を並べるところまでありましたが、今日のところはそれ以上はなく、引けでは少し下げて終わってしまいました。

　京都の清水寺で今年の漢字が発表されました。　今年の漢字は「金」でした。　オリンピックの金メダルやいろんな金字塔があり、とどめは山中教授のノーベル賞でした。　不景気ですのでこういう明るい話題は良いですね。　来年は「株」が選ばれる年になりますように！

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは上昇しましたが、イベント前ですので、本気の上げ方ではなさそうですが、チャートでは順調に上昇しているように見えますので、買いの勢いはあるようです。　問題はＦＯＭＣで何があるのかです。　追加国債買い入れを決定するとの観測もありますが、実際は蓋を開けて見なければ分かりません。

　一方日経平均株価は９６００円に手を掛けました。　引けでは下回りましたが、新値をつけた事で今後の上昇に期待したいところです。　しかし、今夜のＦＯＭＣで、新たにドルを刷るような動きになれば為替が心配です。　円高になれば当然日本株は下がりますのでＦＯＭＣの結果には注視したいところです。

　明日の日経平均株価予想は、イベント前なので控えたいと思います。　これまで順調に上昇していますので、そこに水を差すような事だけは勘弁してもらいたいところです。

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