明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年12月10日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ高・ナスダック安のまちまちの結果でした。　ＮＹダウは堅調な値動きだったようですが、ナスダックが弱いようです。　寄り付きは良かったのですが、時間と共に値を消す展開となり、結局マイナス圏から脱出できないで終わってしまいました。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は１０円高で寄り付きました。　その後９６００円に近づく場面がありましたが、今日のところはそれ以上買われることなく、１０時台にはマイナス圏に沈みました。

　午後も水面下での推移が続きます。

　１時台に入ると少しレベルを下げてのもみ合いとなり、そのような動きが大引けまで続き、９５４０円の２０円安で終了しました。　ちなみに現物の日経平均株価は少しだけプラスでした。

　為替もあまり動かず、週末にＳＱが控え、日曜日はいよいよ衆議院総選挙の投票日です。　おおきなイベントが控えていますので、一週間の動きをイメージするには非常に難しい月曜日だったようです。

明日の日経平均株価予想

　先週末の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックはまちまちの結果でした。　雇用統計は良かったのですが、アップルがナスダックの足を引っ張ったようです。　しかし、ＮＹダウは新値を取ってきていますので、上昇トレンド継続中です。　年末に向けて強い展開が見られそうです。　ただ、明日とあさってはＦＯＭＣが開催されます。　今回は何も無いと思いますが、上でも下でも加速しにくい環境ではありますので、動き出すとしたらイベント通過後と考えるべきかも知れません。

　一方日経平均株価は、今日のところは月曜ボケと言ったような相場でした。　結果としてプラスでしたが、内容は横ばい様子見の相場です。　まずは為替が円安に動いてくれないとダメですね。

　明日の日経平均株価予想は、今日と同じようなところでの動きを予想します。　ＦＯＭＣを控えて為替が様子見なら、日経平均株価も様子見で、個別の動きが面白いかも知れません。

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