明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年12月4日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落してしまいました。　寄り付き直後は高かったのですが、しだいに売りに押されマイナス圏に沈み、結果的に浮上する事は出来ませんでした。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅安で寄り付きました。　その直後、売りが嵩み９４００円まで売り込まれる場面がありました。　しかしその後は寄り付き値付近まで戻し、一進一退の相場に変わりました。

　午後も同じような展開が続きます。　何度か昨日比変わらずまで戻しますが、それ以上買いは入らず、そのまま大引けまでもつれ込みました。　大引けは９４３０円の３０円安だったのですが、東証１部の値上がり銘柄数９４４に対して値下がり銘柄数は５７９で、指数はぱっとしませんでしたが、個別には買いが勝っていた一日でした。

　いよいよ衆議院選挙が始まりました。　今回の選挙は党の数も争点も多いため、選ぶのが大変なようです。　しかし、やはり経済再生は大きな問題で、これにノーと言う方は少ないと思います。　前回は民主党に騙されましたが、今回は騙されないように真剣に考えて投票に行きたいと思います。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは結果的に下落してしまいました。　財政の崖問題に一定の方向性が出てこないと、株価上昇は見込めないのかも知れませんね。　昨日の日中足を見ていたら、まだ下がありそうな気配がしますので、ここらで押し目が入るかも知れません。

　一方日経平均株価は高値もみ合い状態で、上昇トレンドが弱くなってきたような感じです。　右側の日々のトレンドは、ある指数の組み合わせで算出し、トレンドを決めていますが、明日、安ければ上昇トレンドが消えそうです。　もし、消えれば買い玉は処分し、下げトレンドなら売りを立てます。　トレンド無しならもちろん何もしません。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　為替の円高の流れが止まる兆しがありません。　大きな動きではありませんが何となく頭を押さえられているような感じです。

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