明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年11月30日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは直近の高値を抜きましたが、日中の動きを見ていると、まだまだもみ合い色の強い展開だったかと思われます。　再上昇スタートと言うよりは、もう少しこの辺りでもみ合いたいような感じです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小高い始まりとなりました。　しかし、売りも多く右肩下がりの展開となり、一気にマイナス圏に沈み込んでしまい、９３８０円まで下落しました。

　売り一巡後は持ち直しの動きとなり、再度プラス圏に浮上します。　月末と週末が重なり、手仕舞い売りが一時的に勝ったのかも知れません。

　その後は順調に右肩上がりの展開で、おまけに１０時半頃から円安の追い風が吹き、９５００円まで吹き上げられました。　その後は風も止み、日経平均先物ももみ合いに入ります。

　午後も９４５０円から９５００円の間での一進一退が続きます。

　引けにかけて少し売りが嵩み９４５０円を割り込む場面がありましたが、午前の貯金があったため、マイナスにはならず、大引けは９４５０円で終了しました。

　北朝鮮がまたミサイル発射準備を進めているそうです。　条件が整えば、１２月６日にも発射準備が完了する見通しのようです。　日本では選挙戦花盛りで、ミサイルへの備えはどうなるのでしょう？　前回の発射失敗時は事前にコースを発表していましたが、今回は何も言っていません。　不気味です。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは結果として上昇しましたが、エンジンがかかったというような動きではなかった為、上がった反動があるかも知れませんので、警戒も必要です。

　一方日経平均株価は為替の円安によって上昇しましたが、もし円安が無ければ下げていたかも知れません。　日経平均先物は９５００円にタッチし、２６日と同じような状況となってしまいましたので、ダブルトップで下げなければ良いと思うのですが・・・。　各逆張り指標も過熱感があり、少し休んで欲しいのですが、休むとダブルトップで下げてしまいそうな、何となくはがゆい状況です。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、下落予想です。　大きく下げる事は無いと思いますが、少しもみそうな感じです。　為替にもよりますが９５００円は少し重そうなので、しっかりもんでから挑戦したほうが抜きやすそうです。

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