明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年11月27日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高のまちまちも結果でした。　たまには下げるのも仕方の無いことで、むしろ結果的に上昇したナスダックが心配です。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅安で寄り付きました。　その後円高方向に動いて８１円台になっていた為替が反転する動きとなり、日経平均先物もプラス圏に浮上し、９４６０円まで上昇しました。

　しかし、円安の動きも止まり、何となく頭の重い展開となり、今度は右肩下がりの展開に変わり、１２時台には一時マイナス圏に沈む場面がありました。

　その後は再び上昇し、午前の高値９４６０円をつけますが、今日のところはそれ以上はありませんでした。

　引けにかけては少しだれてしまい、プラスではあるものの、中途半端な値位置の９４３０円で大引けとなりました。

　朝の寄り付き時の為替の位置と大引け時の為替の位置を比べると、はっきり円安だったのですが、日経平均先物はそれほど反応していなかったような気がします。　そろそろ頭が重くなってきているのかも知れません。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックはまちまちの結果でした。　２５日移動平均線を回復し、ここからは年末商戦の状況を見極めたいと言うような動きなのかも知れません。　１０月下旬にもみ合た位置まであと少しですので、そろそろ頭が重くなってきそうです。

　一方日経平均株価も急上昇した後だけに、売って利益を確定したいと思う投資家が増えてきても不思議はありません。　そして何といっても今は為替しだいです。　為替（対ドル）の日足チャートは、一旦押し目を入れて、更なる円安を狙いに行きそうな形なのですが、逆に週足チャートでは上値抵抗線に頭を押さえられているようにも見えます。　その上値抵抗線は８３円付近ですので、どちらでも取れるような難しい状況です。

　明日の日経平均株価予想は、欧米株高の影響で上昇すると言う予想です。　ギリシャの債務削減策が合意に達した事で今夜はとりあえず欧米は上昇するでしょう。

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