明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年11月20日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に大きく上昇しました。　住宅関連の統計が強い内容となったことや「財政の崖」の回避に向けた与野党の協議について、楽観的な見方が広がったとされています。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は高い始まりとなりました。　寄り付き直後に９２００円にタッチする場面がありましたが、それ以上の買いは入らず、９２００円の少し下でもみ合う展開となりました。

　午後にも９２００円にチャレンジする場面がありましたが、どうしても抜く事ができません。　その後上値が重いと判断する投資家から売りが出たのか、株価は値を消す展開となり、今日のプラス分を吐き出してしまいました。

　引けにかけて少し抵抗するような動きもありましたが、大引けはプラスを守りきれず、１０円安の大引けとなりました。

　昨日に引き続き日経平均先物は陰線で引け、調整色が強くなってきたようです。　衆議院解散効果は切れたのかも知れません。　次は各党から候補者名やマニフェストが出てきますので政策期待相場となって欲しいものです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは久しぶりに強い相場となりました。　寄り付きから大きく上昇し、場中も買いが衰えることなく、ほぼ高値で引けると言う反転の狼煙が上がったような一日だったようです。　しかし、本当に反転したかどうかは今のところ分かりません。　今夜の動きが答えを出してくれるでしょう。

　一方日経平均株価は９２００円が重そうです。　為替の動きが止まってしまいましたので、仕方の無いことかも知れません。　日銀金融政策決定会合も事前の予想通り何もなく、現状維持となりました。

　明日の日経平均株価予想は、今日と同じようなところでのもみ合いを予想します。　このあたりでもみ合って、値固めをしてから次のステージへ進むほうが上げやすくなるでしょう。　今後もし下げるような場面があれば押し目買いのチャンスになりそうです。

リンク