明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年11月19日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に少しだけ反発しました。　トレンドに変化があったかどうかは分かりませんが、とりあえず連敗脱出と言う結果となったようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は大きく値を上げて９１５０円で寄り付きました。　為替も円安だったのですが、それ以上に上げて寄ったと言う印象です。

　その後９１９０円まで買われますが、今日のところはそれ以上にはならず、かといって利食い売りに押される事なく、寄り付きの９１５０円付近でのもみ合いの展開が続きました。

　午後も同じような展開になりますが、もみ合いのレベルが少しだけ上になり、何度か午前の高値にチャレンジしますが、どうしても抜く事が出来ません。

　２時台になると上は諦めたようで、徐々に売りに押される展開で、大引けは本日の安値である９１３０円まで下げて終わり、高かったのですが陰線で引けてしまいました。（現物の日経平均は陽線です。）

　それにしても強い日経平均となっています。　これも野田首相の捨て身の解散劇のおかげなのでしょう。　最後の最後で株価を上げてくれました。　野田さんに感謝！

明日の日経平均株価予想

　先週末の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックはやっと下落が止まりました。　下げすぎて値ごろ感も出ていたのかも知れませんね。　大きな流れは分かりませんが、目先やっと呼吸が出来る動きとなるでしょう。

　一方日経平均株価も強かったのですが、買いが続かなくなってきました。　米国とは逆にこの辺で上昇一服を感じさせる一日の動きでした。　しかし、大きな流れが反転した訳ではなく、一旦下げたら押し目を拾う動きが出てきそうです。

　今後は９月の高値９２８８円を抜きに行くと思いますが、ここまで急激に上昇しましたので、一旦調整して値固めも必要かと思います。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想なのですが、明日プラスならばあさって下げる、またはその逆、と言うような流れとなりそうです。　つまり数日かけての日柄調整を想定しています。　今週はあと３営業日しかありませんので、高値を取りに行く余裕は無いと思います。

リンク