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明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年11月16日


明日の日経平均株価や日経平均先物を分析し予想(予測)することで、日経平均に連動する銘柄の動きが予想(予測)できます。 そんな日経平均株価の明日をチャート分析や株価の推移を参考に予想(予測)します。

本日の日経平均先物の動き


日経平均株価 9,024.16円 +2.20%
日経225先物(日中) 9,010.00円 +2.15%

 昨日の米国市場はNYダウ・ナスダック共に下落しました。 下落幅は少なくなりましたが、下値を切り下げていますので、トレンドは当然下向きです。 売りが出尽くすまで手が出せない状況のようです。

 それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は大きく上昇して始まりました。 昨日の日本市場が終わる頃から始まった為替の円安が大きな追い風となりました。 81円台は、かなり景色が変わったような感じですね。

 寄り付き後も上を目指す展開で、もみ合いを挟んで更に上昇し、11時台には9000円の大台に乗せました。

 午後は大台に乗せたことで、上げ一服、9000円付近でもみ合う展開が続きます。 

 引けにかけても週末の手仕舞い売りに押される事なく、もみ合いのまま9010円で大引けとなりました。

 党首討論で衆議院解散が決定的となってから、市場は一変し、出来高を伴って一気に上昇してきました。 昨日に引き続き大陽線となり、明るい年末が見えてきたような感じですね。

明日の日経平均株価予想

 昨日の米国市場、NYダウ・ナスダックは続落し、多くの逆張り指標に買いシグナルが点灯してきました。 そろそろ止まっても良いのではないかと思っても、止まると言う確信は持てません。 昨日の日中の動きは一進一退でしたので、コツンと言う音は聞こえて来ませんでした。

 一方日経平均株価は元気そのものです。 これまでの株価低迷は米国市場の影響ではなく為替の円高が大きかったと言う答えが見えてきました。

 しかし、本当の勝負はここからです。 今日、10月後半にもみ合ったレベルまで戻しましたので、そのもみ合いのレベルを一気に抜けられるかどうかが問題です。 今回の上昇は出来高を伴っていますので、抜ける確立は高いと思いますが、それには為替の円安や米国市場の立ち直りが不可欠だと思います。 各党の政策期待もありますが、やはりそれだけでは弱いような気がします。

 来週月曜日の日経平均株価予想は、上昇予想と言いたいところですが、スピード違反はいけません。 月曜日と火曜日は日銀金融政策決定会合がありますので、一旦調整を入れても不思議ではありません。 日銀は何もしないとは思いますが。

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