明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年11月12日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に小幅ですがプラスで終了しました。　大きく下げた後だけに、強い買いも入りませんが、売り物が切れてきたような感じです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は安い始まりとなりました。　特に下げるような大きな材料は無かったものの、企業業績の下方修正が続き、自信を持って買いに入るような環境では無いのかも知れません。

　その後一旦下に振れ、８７００円を割り込みますが、１０時台は何とか持ち直しました。　しかし１１時台に入ると８７００円の下辺りでのもみ合いに変わります。

　１時台はもう一度持ち直しますが２時台に入ると売りが優勢となり、引けにかけても弱い動きで本日のもみ合いの範疇を下抜けてしまいました。

　大引けは８６９０円で、とうとう８６００円台に突入してしまいました。

　先週末に予想した下値予想の８６００円に近づいてきました。　今のトレンドは下向きで、底を打ったような感覚はありません。　あと少しの辛抱が必要なのでしょう。

明日の日経平均株価予想

　先週末の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは何となく気迷っているような値動きとなりました。　上がれば売り物が出る、下がれば買い支えられると言うような市場環境のようです。　何か好材料でもあれば上がるのでしょうが、今のところ何も見当たりません。　今夜は少し上昇するのではないかと考えていますが、まだまだ視界が悪いので、本格反発は望めないと思います。

　一方日経平均株価は弱い動きとなっています。　米国調整中、そして為替も７９円台半ばで止まってしまっていますので、買い上がる理由が見当たりません。　水曜日の新月まではこんな状況が続くのかも知れません。

　明日の日経平均株価予想は、今日の終値と同じようなところでのもみ合いを予想します。　米国株や為替もそうなのですが、何といっても衆議院の解散が待ち望まれます。　求心力を失った内閣は、一日でも早く解散をするべきです。　解散して、今後の日本の方向性を示せるしっかりしたリーダーが出てくれば、株も上がる可能性が大きいと思います。

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