明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年11月9日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　寄り付き直後は反発の動きだったのですが、しだいに売りに押され右肩下がりの展開が終日続いたようです。　まだ売り玉が残っていたようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は大きく下落して寄り付きました。　為替が夜中の間に円高方向に動いた事も下げの一因だったようです。

　寄り付き後は本日の安値圏でもみ合う状況が続きますが、１０時半頃に居場所を少し上げました。　しかし、米国市場の底が見えないことや、週末でもありますので、右肩上がりとはならず、概ね横ばいの展開が続きました。

　午後も少し上値は取るのですが、横ばいの範疇から脱出する事は出来ず、大引けは、もみ合いのほぼ中心の８７６０円の８０円安で終了しました。　米国や為替の影響もありましたが、今週は一度もプラスで終わる日はありませんでした。

　本日のＳＱ値は８７４５.２４円で、終値では、日経平均株価・日経平均先物共にこれを上回って終わる事が出来ました。　しかし、米国同様底が見えなくなってきました。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは続落してしまいました。　日中の動きも非常に弱く、ほぼ安値引けとなりましたので、売りはまだ残っている可能性は否定できません。　値幅的には目先の反発も期待できるようなところまで来ていますが、「コツン！」と言う音は聞こえてきていません。

　一方日経平均株価も弱い動きで、一目均衡表の雲を一気に下抜けてしまいました。　出来高も少なく様子見姿勢の強い相場となっています。　そして気になるのは何処で底を打つのかと言うところです。　値段的には８６００円付近、日柄的には１４日あたりではないかと考えています。　１４日は新月、そして皆既日食がオーストラリアのケアンズ付近で見られるそうです。　もし１４日で８６００円まで下がりきらなければ２０日過ぎも有りえるかも知れません。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、一旦下げ一服と予想します。　しかし大きく反発する事は無く、反発しても弱々しい反発となりそうです。

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