明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年11月8日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に大きく下落してしまいました。　市場はオバマ再選を好感しなかったと考えるべきなのでしょうか？　下落予想はしていたものの、ちょっと下げ過ぎでは・・・？

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は８９００円を下回って寄り付きました。　その後少し戻し、８９００円にトライするのですが、どうしても上回る事が出来ません。

　上が無ければ今度は下だと言うことで、１０時半頃から現物のお昼休みが終わる頃まで、右肩下がりの展開となり、安値は８８００までありました。

　午後は８８００円を少し上回るレベルでのもみ合いが続きます。

　引けにかけては少し戻しかげんとなりますが、戻しきれず、８８４０円の１２０円安で大引けとなりました。

　「財政の崖」と言う言葉をメディアが伝え、あたかもそれが原因で米株が下げたような論調がありますが、そんなものは以前から分かっていたはずです。　米株は下げたかったから下げただけで、「財政の崖」は後付けの言い訳です。　トレンドは以前から下向きです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは大きく下げました。　上昇なら反発のチャンスだったのですが、一昨日に上げた値幅の２倍以上も落ちてしまいました。　昨日の下落予想で下げ幅について触れましたが、その中でも最悪のシナリオを選択してしまった形です。　今は底が見えない状態ですので、しばらくは底探りの状況が続くでしょう。

　一方日経平均株価は、米株下落の煽りをくらった形で下げてしまいました。　これまで米国株安でも為替の円安に救われた日がありましたが、オバマ再選でそれも期待薄になってしまいました。　２５日移動平均線も下回ってしまいましたので、こちらも底が見えない状況です。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　上昇と言っても単に下げすぎの反動だけで、トレンドは下向きです。　安くなったからと言って買い出動すると、更に下がってしまう可能性が高いと思いますので、買い出動は底を確認してからの方が賢明だと思います。

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