明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年11月7日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　大統領選挙の投票中の上昇だけに、何かを先読みした動きだったのでしょうか？　一部にロムニー候補有利などと言う誤報があったというような噂も伝わっています。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は高い始まりとなりました。　しかし、寄り付き直後の９０５０円を天井とし、右肩下がりの展開となってしまいました。　為替が円高方向の流れとなっていたのが一因だと思います。

　１０時台は昨日の終値付近でもみ合いとなりますが、１１時台は再び下落し、８９００円まで下げてしまいました。

　午後からは円高一服の動きとなり、株価は戻しに入るのですが、９０００円が関の山でその後は午前同様昨日比変わらず付近でもみ合う展開が続きました。

　引けにかけては若干弱含み、大引けは８９６０円の２０円安で終了しました。

　オバマ大統領が再選されました。テレビのニュース速報で伝わったのは午後１時を過ぎた頃だったと思います。　それによって日経平均先物がどうと言うような事は無かったようです。　為替は若干円安になり、７９円台だったものが８０円台に戻しました。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは何故か上昇して終わりました。　オバマ再選なら株安、ロムニー当選なら株高とされていましたので、もしロムニー当選を先読みして上げたものなら、今夜は逆の動きになる可能性が高い事になります。

　一方日経平均株価は、オバマ再選が伝わっても反応薄でした。　誰かが大統領に選ばれた事が大事なのではなく、それを受けて米国市場と為替がどうなるかの方が気になるのは当然の事です。　今夜どうなるのか？　世界の市場が注目しています。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　昨日上がった事は勇み足で、経済は今までと何も変わりません。　注目しているのは昨日の間違った上げ幅に対してどれぐらい下げるのかと言うところです。　あまり下げないようなら今後の上昇も期待できるのですが、上げ幅を帳消しにし、更に下回るようなら市場は歓迎していないと言うことで、もう少し下を見なければなりません。

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