明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年11月5日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に大きく下落してしまいました。　雇用統計を受けて上昇して始まるのですが、買いが続かず、早い段階でマイナス圏に沈んでしまいました。　石油大手シェブロンの決算が予想以上の減益となり、エネルギー関連株を中心に大きく下落したようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は９０００円ちょうどで寄り付きました。　その後少しもみ合ったあと、９時半頃から一段上でのもみ合いに変わります。　しかし米国大統領選挙の前でもありますので、様子見姿勢も強く、マイナスを取り戻す動きにはなりませんでした。

　午後は値を消す展開となり、寄り付きねの９０００円の大台を割り込んでしまいました。　為替も８０円台ではあるものの、午後からは少し円高方向に動いたのも軟調地合いの一因だったようです。

　引けにかけては少し買い戻され、９０００円を回復し、大引けは９０２０円、何とか大台だけは死守できたようです。

　いよいよ今週は米国大統領選挙が実施されます。　全世界が注目する選挙だけに結果が出るまでは、動きが取りにくい環境です。　選挙は６日、日本で結果が分かるのは７日のようです。

明日の日経平均株価予想

　先週末の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは大きく下落し、前日の上昇を全て否定するような結果となってしまいました。　ＮＹダウは一時一目均衡表の雲の下に出てしまいましたが、大引けでは何とか雲の中に戻しています。　下降トレンドの中でのイベント通過待ちのようです。

　一方日経平均株価は上昇トレンドの中での中段保ち合いが続いています。　米国市場以上に大統領選挙を意識しているようにも見えます。　日米共に大統領選挙が終わらないとどうにもならない状況のようです。

　明日の日経平均株価予想は、今日と同じようなところでのもみ合いを予想します。　選挙の直前ですので、どうにもならないでしょう。

リンク