明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年11月2日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に大きく上昇しました。　ＡＤＰ雇用統計の数字が良かった事で勢いよく上昇したようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は大きく上昇して寄り付きました。　その後直ぐに９０８０円まで有りましたが、今夜に迫った雇用統計が気になり、それ以上に買いが入る事はありませんでした。　かといって売りが出るわけも無く、９０６０～７０円のところでピッタリと止まってしまいました。

　為替は円安方向に動いていたのですが、今日は為替より雇用統計が優先したようです。

　午後は為替の方向が変わり、少し軟調になりかける場面もありましたが、２時前頃から再び円が売られ、日経平均先物も終わってみれば寄り付きと同値の９０６０円で引けました。

　パナソニックが巨額の赤字を出し、シャープもやはり赤字でした。　円高の影響も大きいとは思いますが、家電メーカーの多いと言う声も聞こえてきます。　以前も申し上げたと思いますが、この際大阪銘柄同士で合併し、再出発もアリではないでしょうか？　パナープ？　シャナソニック？　松早電機？

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは想定以上に上昇しました。　ＮＹダウもナスダックも大陽線が立ち、上昇の狼煙が上がったかのように見えます。　しかし、やはり今夜の雇用統計を見てからでないとはっきりした事は言えません。　時々正反対の結果となることもありますので。

　ただ、今回に限っては悪い結果は大統領にとって命取りとなりますので、良い結果を作ってでも出したいところでしょう。　誰かが裏で操作して・・・・・？

　一方日経平均株価は、１０月中旬からの中段保ちあいを上抜けする事は出来ませんでしたが、一目均衡表の雲は上抜けしました。　今夜の雇用統計改善、為替は１０月の円の安値をブレイク、ＮＹ株高となれば日経平均が上がらない理由が見当たりません。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　こんなシナリオは都合が良すぎると言われるかも知れませんが、たまにはこんな事があっても良いのでは無いでしょうか。　実際の投資行動は結果を見てから考えます。

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