明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年10月31日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共にハリケーンの影響で休場でした。　クレーンが折れ曲がるような凄い風が吹いたようで、これによる経済損失が心配です。　試算では１５０億ドルとも言われていますが、いろいろ見えてくると更に大きくなる可能性も考えられますので、市場がこれをどう折り込むのか心配です。

　本日の日本市場、日経平均先物は上昇して寄り付きました。　その後少し下げるような場面がありましたが、少しずつ下値を切り上げる展開となりました。　為替は円高方向に流れていたにもかかわらす、株価が下がらない底堅い動きでした。

　午後は更に強く上を目指す展開となります。　為替が反転したことが支援材料だったと思いますが、その為替が２時頃に失速してしまいます。　当然日経平均先物も値を消す展開に変わります。

　引けにかけても流れは変わらず、午前の安値を割り込む事は無かったのですが、午後の安値付近で大引けとなりました。

　明日からは名実共に１１月相場に入ります。　株価は１１月に底を打って年末年始が上昇相場になることが多いようなので、今年もそうなるならば、そろそろ銘柄探しを始める時期なのかも知れません。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックはお休みでした。　今回の災害で株価は一旦売られるかも知れません。しかし「災害は買い」と言う格言もありますので、被害が折り込まれた段階で株価は反転すると言う想定をしています。　今週末には雇用統計も控えていますので、とりあえず買いは入りにくい相場となりそうです。

　一方日経平均株価は一目均衡表の雲の中、どちらにも動きにくい状況となっています。　ボリンジャーバンドを見ても２５日移動平均線付近に位置し、バンド幅が狭まりつつありますので、もう少しこのあたりでもみ合いそうなイメージを持っています。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　米国市場下落で日本もお付き合いしそうです。　雇用統計前でもありますので、今週は株価上昇の環境では無いようです。

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