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明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年10月30日


明日の日経平均株価や日経平均先物を分析し予想(予測)することで、日経平均に連動する銘柄の動きが予想(予測)できます。 そんな日経平均株価の明日をチャート分析や株価の推移を参考に予想(予測)します。

本日の日経平均先物の動き


日経平均株価 8,841.98円 -0.98%
日経225先物(日中) 8,850.00円 -0.78%

 昨日の米国市場はNYダウ・ナスダック共にハリケーンの影響でお休みとなりました。 大変なハリケーンのようで、今夜もお休みだそうです。 災害対応が大統領選挙を左右するとも言われていますので、オバマさんは大変です。 しかし、ピンチはチャンスと考えれば・・・?

 それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅高で寄り付きました。 その後少し上昇し、9010円までつけるのですが、今日は日銀金融政策の発表が有りますので、それ以上は買われず、9000円を下回るレベルでのもみ合いに変わりました。

 午後になると売りが優勢となり、一時マイナス圏に沈みますが、売る方も自信を持って売ることは出来ず、直ぐに戻しに入る展開となり、本日の高値圏まで戻してきました。

 日銀金融政策の結果が伝わったのは2時半を過ぎた頃です。株価は一気に下落、為替も円高方向に振れました。 日銀は資産買い入れ基金の11兆円増額による追加緩和を決めたそうです。 今回の予想の中心は10兆円だったので、それ以上ではあったものの、1兆円と言う小出しの政策にとりあえず失望したのではないでしょうか?

 1兆円というお金は、個人的には見たことも無いような額ですが、市場全体から考えると、買い物に行っておまけに飴をひとつ貰うような子供だましの政策に見えたのでしょう。 今後この1兆円が効くのか効かないのかは分かりませんが、今のところは好感されませんでした。 この1兆円は前原さんの顔を立てた1兆円かも知れませんね。

明日の日経平均株価予想

 昨日の米国市場、NYダウ・ナスダックはハリケーンの影響でお休みでした。 今夜もお休みの為、日本株にとっての手がかりにはならないようです。

 日経平均株価は小出しの政策でとりあえず下げてしまいました。 しかし、よく考えると今回のFOMCは何も無しで日銀だけが緩和した事を忘れてはいけないと思います。 双方が緩和したらNeutralなのですが、FOMCは何もしていませんので、円が買われる筋合いは無いと思いますよ。 予想の中心が10兆円だったと言う事は、10兆円分は折り込み済みでも、前原さんの1兆円は折り込んでいないはずです。

 明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。 今日のところは小出しの印象が悪かったので下げてしまいましたが、明日は案外戻すのではないかと考えています。 今日下げた分ぐらいは戻さなければ金融緩和の意味がありませんから。

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