明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年10月29日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に小幅高の結果で、概ね何も無かったような印象です。　ＦＯＭＣを通過し、次はいよいよ大統領選挙が迫ってきましたので、動きにくいのかも知れません。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅高で寄り付きました。　その後直ぐに上昇し、９０００円にタッチする場面がありましたが、今日のところは上昇する理由が見つからず、寄り付き付近まで戻し、そのあたりでのもみ合いに変わりました。

　午後はもみ合いの値位置を一段下げます。　先週末の終わりね付近でもみ合ったまま動きません。　明日に控えた日銀金融政策決定会合を睨んで動きが取れないと言うのが本音なのかも知れません。

　引けにかけてはポジション調整の売買が出たのか？上下に乱高下しますが、大引けは売りが少し優勢となり、１０円安で大引けとなりました。

　明日の日銀金融政策決定会合でどのような政策が打ち出されるのか？　すでにある程度の金融緩和は市場に折り込まれていますので、もし何も無ければ大変な事になります。

明日の日経平均株価予想

　先週末の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは小幅の上昇に留まりました。　反発するのか？再下落するのか？　トレンドは下を向いたままですので、後者の可能性は否定できません。　大統領選挙が６日に予定されていますので、大きな動きは出ないかも知れません。

　大型ハリケーン“サンディ”の接近により、米国株式の取引停止が各証券取引所より発表されているそうです。　今夜はお休みのようですね。

　一方日経平均株価もイベント通過待ちの状況です。　日銀金融政策の結果がどの時間帯に発表されるのか分かりませんが、総裁の記者会見は３時半から予定されています。　

　明日の日経平均株価予想は、今日の終値付近でのもみ合いを予想します。　午前中は様子見姿勢の強い相場となりそうです。　午後からは緩和の内容が出てくると思いますが、前回やっているだけに今回はあまり期待していません。　折り込み済みとか、インパクトが無かったとかの理由で株価が下振れする事も想定しています。

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