明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年10月22日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に大きく下落してしまいました。　終日右肩下がりの展開で、良いところがひとつも無いような一日だったようです。　ブラックマンデー記念日と言うことで、イメージも良くなかったのでしょうか？

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は８８７０円で寄り付きました。　しかしそれが安値となり、右肩上がりの展開に変わります。　１１時台は何故か横ばいとなりますが、午後からも強い展開で、現物の後場が始まる頃にはプラス圏まで戻します。

　その後も強く２時頃には９０４０円の高値をつけます。

　引けにかけては、やや買い疲れたのか、上昇は止まってしまいます。　しかし、大きく崩れるような事は無く、本日の高値圏で大引けとなりました。

　日銀の追加金融緩和期待や、貿易赤字のおかげで為替が円安の流れとなったことが最大の要因だったと思いますが、これが今後も続くようなら、９０００円どころか１００００円が見えてくるかも知れません。

明日の日経平均株価予想

　先週末の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは大きく下落し、トレンドも下を向いてしまったような気配すら感じます。　特にナスダックが下向きのトレンドが出てしまっています。　明日、２３日からＦＯＭＣが始まりますので、そこで何とか株価下落を止めないと、大統領選挙は荒れ模様となってしまいます。

　一方日経平均株価は為替の円安のおかげで元気になっています。　朝の寄り付きは２５日移動平均線を割り込みましたが、その後回復し、大陽線が出現しました。　これで６日連続陽線となり、明日陽線となれば７陽連と言う非常に強い形となります。

　今、為替は７９円台半ばですが、これが８０円に乗せて行けるかどうか注目の集まるところです。

　明日の日経平均株価予想は、為替の円安の流れが続く前提ですが、上昇予想です。　米国も週末一気に下げ過ぎていますので、小反発があるかも知れません。

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