明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年10月9日

本日の日経平均先物の動き

　週末と週初の米国市場、ＮＹダウは１勝１敗、・ナスダックは２敗でした。　失業率が２００９年１月以来約４年ぶりの低水準となる７．８％に低下したことで、勢いよく上昇したのですが、何故か買いが続かず、昨日も売りに押されて低迷してしまいました。　株価は高いところにあるだけに、警戒感も強かったのかも知れません。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は安い始まりとなりました。　しばらくもみ合った後、一旦下に振り８８００円まで下落してから上昇が始まり８８５０円まで上昇しました。

　現物のお昼休みを挟んで、今度は徐々に値を切り下げる展開が続き、２時前には８８００円を割り込んでしまいます。

　引けにかけても本日の安値付近でもみ合う展開が続き、１００円安で大引けとなりました。

　東証１部で１０００以上の銘柄が下落する全面安状態の日本市場です。　京都大学の山中教授のノーベル賞効果は一部の銘柄に留まり、市場全体には波及しませんでした。　今日上がった一部の銘柄は、あまり追いかけないほうが良いのではないかと私は考えています。　何故かと言うと材料としては皆知っている事で新しい事は何もありません。　権利は京都大学が持っていて、その技術はどこかの企業が独占すると言う性質のものでは無いと言う事です。　バイオ関連の銘柄が値を飛ばしていたようですが、全て一時的なものかも知れません。

　でも、日本人がノーベル賞に輝いた事は非常に良い事で、これからも頑張ってください。　おめでとうございます。

明日の日経平均株価予想

　週末週初の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは警戒感の強いような相場つきとなりました。　株価が高値圏出合った事や各企業業績発表を前に動きにくいと言うのも一因だったようです。　今後は業績を睨みながらの動きが予想できますので、個別の動きが中心となりそうです。

　一方日経平均株価は意外なほど下げてしまいました。　為替もそれほど動いていなかった事から、今週末に控えたＳＱに絡む動きだったのかも知れません。　株価は一目均衡表の雲を少し下抜けしてしまっていますので、ここは何とか踏ん張って欲しいものです。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　米国市場、特になすだっくは一時的に売られすぎたように感じます。　ＮＹダウとナスダックの動きが少し乖離していたようにも見えましたので、売られすぎは戻ってくると考えたいです。

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