明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年10月4日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＡＤＰ雇用統計やＩＳＭ非製造業景況指数が良かった為だと思いますが、上げ方が物足りないような気がします。　週末の本物の雇用統計がどうなるのかの方が気になったのでしょう。　ＡＤＰとは違う数字が出ることが有りますので、仕方の無いところかも知れません。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅高で寄り付きます。　昨日の午後からの下げを取り戻した形です。　その後しばらくもみ合うのですが、１０時台に入ると一気に売りが出て、一時マイナス圏に沈む場面がありました。

　しかし、そこが反騰の始まりとなります。　じわじわと右肩上がりの展開となり、８８００円を超え、正午過ぎには８８８０円まで上昇しました。　何故そうなったかは分かりません。　為替も円安方向に動いていたので、その影響ではないかと言う声も有りますが、初動は日経平均先物の方が早かったので、為替で片付ける事はできないと思います。

　午後は高値圏横ばいから、もみ合いながら下げ気味の展開となりました。　２段上げも少し期待したのですが、上げた理由が分からず、そして為替もだれていましたので、それ以上は有りませんでした。

　大引けは８８４０円で、とりあえず９月（直近）の安値割れを免れた事は、今後の展開にプラスに効いて来るでしょう。

　今日は１０月４日（投資の日）です。　良い投資は出来ましたでしょうか？　明日から木星の逆行が始まります。　質量の大きな惑星ですので、当然重力も大きく、与える影響も大きいと思いますので、良い影響を期待したいものです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは小幅上昇しました。　とりあえず一息ついた程度なので、チャートの方向性に影響を与えるようなものでは有りません。　やはり週末の雇用統計までは動けないと言う事かも知れません。　ＮＹダウのチャートは三角保ち合いのような形になってきていますので、雇用統計で今後の方向性が決まって来そうです。

　一方日経平均株価は、米国同様本日の上昇で一息つくことが出来ました。　この上昇で底を打ったかどうかは分かりませんが、出来高は少し増え、あれほど弱かった日中の相場も、今日は少し違ってきたような感じです。　しかし、米国しだい、為替しだいと言うスタンスは変わりませんので、米雇用統計が過ぎるまでは方向性を勝手に決めない方が良いと思います。

　明日の日経平均株価予想は、今日と同じようなところでの値動きとなるでしょう。　雇用統計は明日の夜ですので、雇用統計を受けて為替と米国株がどう動くか注視しなければなりません。

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