明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年10月3日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高のまちまちの結果でした。　高値圏での調整継続中です。　週末に雇用統計を控えて動けない状況が続いています。　

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は昨日の終値と同値の８７８０円で寄り付きました。　寄り付き後、少し乱高下しますが、しだいに買いが優勢となり、８８００円を超えました。

　しかし、米雇用統計や中国の暴動による日系企業への影響が気になり、それ以上買いは入らず、寄り付き値まで戻ってしまいました。

　上がないのならば今度は下と言う事で、午後からは売りが優勢となり、マイナス圏に沈んでしまいました。　安値は８７３０円まであり、２時台は８７５０円を挟んでのもみ合いが続きます。

　引けにかけても動きはなく、大引けはもみ合いの中心値の８７３０円で終了しました。　今週はこんなものかも知れませんね。

　中国からの観光客が激減しているようです。　例年のこの時期は買い物に来る中国人が多いようですが、今年は尖閣の問題で韓国に行っているそうです。　日本人の中国観光も当然減っていると思いますので、お互い様なのですが、こんな状態はいつまで続くのか？　お互いのデメリットは計り知れません。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックはまちまちの結果で、動き出す事ができません。　チャートでは、目先底を打ったようにも見えますが、よほどの大きな好材料が無い限り、高値更新は難しいのではないでしょうか。　上がるも下がるも雇用統計を通過してからと言う事です。

　一方日経平均株価は、今日も軟調な地合いでした。　心配していた一目均衡表の雲も下抜けしてしまい、下降トレンドは継続中です。　このあたりで反転してくれれば９０００円を目指す展開が有りそうなのですが、９月６日の安値（場中８６４６.０３円、終値８６８０.５７円）を割り込むと、下落に拍車がかかりそうです。

　明日の日経平均株価予想は、今日と同じようなところでの値動きとなりそうです。　安値割れだけは避けて欲しいものです。

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