明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年10月1日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　なかなか上を目指す展開にはならないものの、日本と違って高値付近に位置している事も間違いのないところです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は安い始まりとなりました。　その後は概ね横ばいで、方向性のない相場が続くのですが、１１時頃に８８００円を下回ってしまいました。

　現物のお昼休みの時間帯は８８００円を下回った辺りでのもみ合いが続いていましたが、現物の後場が始まると更に下方にぶれ、８７７０円を挟んでのもみ合いとなります。

　引けにかけては少し戻し気味に推移し、８８００円まで戻しますが、それ以上は買いが続かず、大引けは８７８０円で８８００円を守ることができませんでした。

　新しい野田内閣のメンバーが決まったようです。　多くのポストが替わったようですが、田中真紀子元外相を文部科学相に起用するそうで、これがこの内閣の目玉だそうです。　一部では、目玉ではなく火種とも囁かれているようです。　どちらにしても誰も期待していないようで、日経平均株価は下落してしまいました。

明日の日経平均株価予想

　先週末の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは下落しました。　ＮＹダウは２５日移動平均線付近まで下落しましたが、引けでは少し戻しています。　６月から始まった上昇相場は今でも健在なのですが、今週末には雇用統計が控えていますので、積極的な買いは入り辛い環境です。

　一方日経平均株価は今日も下げてしまいました。　７５日移動平均線が下値の抵抗として働きそうだったのですが、今日はあっさり割り込んでしまいました。　一目均衡表の雲も一時下抜けしましたが、引けでは何とか戻したようです。　今後上を目指す気があるのなら、そろそろ下げも限界かと思っています。　明日続落し、９月の安値を割り込むようなら８５００円も危うくなりそうです。

　明日の日経平均株価予想は、難しいのですが、下落予想としておきます。　今日の値動きを見ていると、どうしても上がるとは思えません。　為替も７７円台ですしね。

　今週の主な予定は下記の通りです。　この時期に日銀は何を話し合うのでしょう？　どうせ後出しジャンケンしかやらないのなら、２３～２４日のＦＯＭＣの後にやればいいと思うのですが・・・？

　４日　日銀金融政策決定会合、ＥＣＢ理事会、米新規失業保険申請件数

　５日　日銀金融政策決定会合、米雇用統計・失業率、木星逆行開始

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