明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年9月28日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　スペインが経済改革の工程表を明らかにしたことで、同国をめぐる懸念がやや後退し、幅広いセクターに買いが入ったと伝わっています。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は上昇の始まりとなりました。　その後直ぐに９０００円にタッチするのですが、何故か買いが続きません。　為替（対ドル）が７７円台はやはりきついのかも知れません。　昨日比変わらず付近でもんだ後、下方にぶれてしまいました。

　午後は現物の取引が始まるや否や更に下に突っ込んでしまいました。

　８９００円を下回るレベルでの一進一退の後、２時台にはもう一度売り込まれ８８４０円まで下げてしまいました。

　引けにかけて少し戻しますが、週末と言う事もあって戻りきれず、本日の安値圏の８８７０円で大引けとなりました。

　今日は米国やアジアも堅調だった為、本来なら上げる日だったのですが、日本株は上がりません。　為替の影響は免れないと思うのですが、今、もし円高方向に仕掛けが入ったら、安住さんは知らん振りなのでしょうか？

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは上昇しました。　上昇幅に少し不満が残るのですが、とりあえず下落は一旦止まったようです。　日本と違って強いですね。　日本も相場と対話できる優秀な人を日銀のトップに据えるべきでしょうね。

　日経平均株価はと言うと、未だに８０００円台で推移しています。　７５日移動平均線付近まで下げてきましたが、７５日移動平均線は何とか上を向いていますので、これが下値を支えてくれる事を願いたいものです。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　米国や欧州に支えられて上昇するはずなのですが、目の上のたんこぶは為替です。　８０円付近まで戻してくれれば景色が変わるのですが・・・？

　来週は名実共に１０月相場となります。　１０月になれば臨時国会が召集されるはずだったのですが、召集先送りや、召集しないなんて言う声も聞かれています。　衆議院解散で株価はどうなるのか？　今回は上がりそうな気がします。　民主党代表選挙報道より、自民党総裁選挙報道の方が多かったと言う事は、斜陽民主より自民党への期待が大きい現れなのではないでしょうか。　それに今回は日本維新の会への期待もあると思います。

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