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明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年9月14日


明日の日経平均株価や日経平均先物を分析し予想(予測)することで、日経平均に連動する銘柄の動きが予想(予測)できます。 そんな日経平均株価の明日をチャート分析や株価の推移を参考に予想(予測)します。

本日の日経平均先物の動き


日経平均株価 9,159.39円 +1.83%
日経225先物(日中) 9,080.00円 +1.79%

 昨日の米国市場はNYダウ・ナスダック共に大きく上昇しました。 QE3実施を好感して、発表直後から積極的な買いが入ったようです。 一方為替はと言うと、発表直後は乱高下したようですが、その後やや円安気味となり、思ったほどの円高とはならなかったようです。

 それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は9000円を上回って寄り付きました。 その後一旦下を試しますが9000円を割り込むことなく戻ってきました。 そして少しもみ合った後、しだいに下値を切り上げる展開となり、午後からは右肩上がりで9140円まで上昇しました。

 2時台に入ると少し買いつかれたのか、今度は右肩下がりの展開で、9100円を割り込んでしまいます。

 引けにかけては9100円を下回るレベルでもみ合い、そのまま大引けとなりました。 3連休前の週末ですので最後に売りが出るのも仕方の無いところかも知れません。

 本日のSQ値は9076.79円でした。 現物の日経平均株価はこれより遥か上、先物も何とか上回って引けました。 今後このSQ値が下値サポートとなってくれますように!

明日の日経平均株価予想

 昨日の米国市場、NYダウ・ナスダックは大きく上昇しました。 NYダウは当然高値更新となり、ボリンジャーバンドの+3σまで上昇してしまいました。 ちょっと上げすぎですね。 今夜あたり反動安があるかも知れませんが、トレンドは上ですので、今のところ心配は要らないと思います。

 一方日経平均株価も窓を空けて急上昇しました。 こちらもトレンドは上です。 しかし9200円台後半に上値抵抗線が存在しますので、これをブレイクするにはかなりのエネルギーが必要です。 ジェット噴射のようなエネルギーを与えてくれるのは、やはり為替の円安しかないのかも知れません。

 来週火曜日の日経平均株価予想は、3連休前ですので、お休みします。 来週の火~水曜日、日銀金融政策決定会合が開催され、水~木曜日はECB理事会が開催されます。 今週に引き続き来週もイベントが続きます。 米国QE3実施に対して為替が思ったほど円高にならなかったことから、日銀には誰も何も期待はしていませんが、もし、円安に動くような政策が出てくれば、日経平均は、上値抵抗線をブレイクするかも知れませんね。

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