明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年9月12日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ナスダックは危なっかしい展開だったようですが、ＮＹダウは何となく安定していたようなイメージです。　今夜から始まるＦＯＭＣでＱＥ３が実施される事を先読みしたような買いが入っていたのでしょうか？

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅高で寄り付きました。　為替が少し円高気味で、対ドルは７７円台に入っていたにもかかわらず、小幅高は上出来だと思いました。　その後は横ばいと言うのがいつもの定番のはずなのですが、寄り付き直後から買いが勝りあれよあれよと言う間に上昇して行き、８９００円を上回りました。

　何故こんなに強いのか？　理由を探したのですが、これと言う理由は見つかりません。

　午後も安定した動きで、１時頃に一旦下げますが、再び騰勢が強まり、午前の高値を抜いてしまいます。

　引けにかけても衰えず、大引けは８９５０円で本日の高値圏で終了しました。

　ＳＱ前の水曜日は荒れることがよくあるのですが、今日は上に荒れたと考えるべきかも知れません。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは上昇しましたが、この動きが今後も続くかどうかは分かりません。　ＦＯＭＣで何が出てくるのか分からない以上、先に方向性を決めるのは怖いような気もします。　

　一方日経平均株価は、本日高値引けで、２５日移動平均線まであと少しのところまで戻しました。　何となく上に行きそうな形にも見えて来ましたが、ＦＯＭＣ前、ＳＱ前と言う事で、私はノーポジで辛抱しています。　今後の方向性を決めるのは、イベント通過後でも遅くないと思っています。　イベントリスクはとりたくないタイプの人間です。

　明日の日経平均株価予想は、今日の終値付近での推移か、むしろ今日上げた反動安を予想します。　ＱＥ３＝円高ですので、今日の上昇は・・・・・？

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