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明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年9月7日


明日の日経平均株価や日経平均先物を分析し予想(予測)することで、日経平均に連動する銘柄の動きが予想(予測)できます。 そんな日経平均株価の明日をチャート分析や株価の推移を参考に予想(予測)します。

本日の日経平均先物の動き


日経平均株価 8,871.65円 +2.20%
日経225先物(日中) 8,880.00円 +2.18%

 昨日の米国市場はNYダウ・ナスダック共に大きく上昇しました。 ECB理事会後にドラギ総裁が発表した新たな国債買い入れプログラムを好感したようです。 流通市場で償還期間が3年までの国債を量的限度を設けずに買い入れると言うものだそうです。 それに加え米国の新規失業保険申請件数が前週から減少し1カ月ぶり低水準となったほか、8月のADP雇用統計で民間雇用者数の伸びが予想を上回ったことも追い風となったようです。

 それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は大きく上昇して寄り付きました。 為替も円安方向に動いた事も好材料となったようです。 その後は、短期の売りが出たのか、少し下げ気味に推移しますが、それでも8800円を割り込むことなく再び買いが優勢となり、寄り付き値付近まで戻して行きました。

 午後も高値圏をキープし、横ばいながら強い状況が続きます。 引けにかけて更に強くこの日の最高値8880円をつけます。 大引けはその高値をキープしたまま終了しました。

 ドラギさん、やりましたね! 国債を量的限度を設けずに買い入れると言う政策は、市場にはかなりインパクトを与えたようです。 次はバーナンキさんの番です。 今夜の雇用統計の結果を見てどういう政策をやってくるのか? FOMCは来週です。

明日の日経平均株価予想

 昨日の米国市場、NYダウ・ナスダックは大幅上昇となり、終値で年初来高値を更新しました。 ローソク足も大陽線が出現し、再スタートの狼煙が上がったような感じです。 今夜の雇用統計を受けてどうなるのかは全く分かりませんが、大統領選挙の前ですので、株価を下げるような事は間違ってもできないタイミングです。 オバマ大統領が負ければバーナンキ議長の首も危ないので、ここは正念場です。

 一方日経平均株価もドラギさんのおかげで大きく上昇し、75日移動平均線を回復してきました。 場中は概ね横ばいだった事から、日本が強いのではなく、欧米に支えられた格好です。 今日は出来高も久々に多かったようで、ここ数日とは全く違う相場を見ているようでした。 これでV字回復となるかどうかは今のところ分かりませんが、立ち込めていた暗雲の隙間から光がもれてきたことは間違いなさそうです。

 来週月曜日の日経平均株価予想は、今夜の米雇用統計しだいなので、お休みします。 しかし先ほども申し上げたようにバーナンキさんも自分の首がかかっていますので、雇用統計が良くても悪くても来週のFOMCでは何かやってくるかも知れません。 株価上昇はオバマ再選の追い風になりますし、最終的にはバーナンキ自信にかえってきます。 日米とも日を追うごとに政治色が強くなる秋相場です。

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