明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年9月3日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　バーナンキＦＲＢ議長が講演で、必要なら追加緩和に動く姿勢を強調したようです。　同じことをこれまで何度も言っているようで今回もそれを踏襲した形です。　為替も一時的に乱高下したようですが、緩やかな円高基調には変化は無かったようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅高で寄り付きました。　その後円高を嫌気したのか？　一気にマイナス圏に沈んでしまいました。　しかし、売りが売りを呼ぶと言うようなものではなく、もみ合いの後しだいに回復し、お昼頃にはプラス圏に浮上しました。

　午後は順調な右肩上がりの展開となります。　１時頃に少し売られますが、これを良い押し目とし、再び右肩上がりの展開が続きました。

　しかし、２時を過ぎた頃から雲行きが怪しくなり、引けにかけては急降下、午前の安値も割り込んでしまいました。

　大引けは、８７７０円で今日の安値圏で終了しました。　今日は途中から上げた理由も、後半売り込まれた理由も何だかよく分からない不思議な値動きの一日でした。

明日の日経平均株価予想

　先週末の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは上昇し、ＮＹダウは終値ベースで１３０００ドル割れはとりあえず回避できたようです。　今後上なのか？下なのか？はもう一日見てみたいと思うのですが、今夜の米国市場はレイバー・デーの休日で、相場がありません。

　一方日経平均株価は、上げたいのか？下げたいのか？よく分かりません。　今夜の米国がお休みと言う事で方向性を決められないような感じです。　今後反騰相場となるのかどうかは米国しだいなのですが、本当の意味での反騰相場は、為替の円高を何とかしないと始まらないのかも知れません。

　明日の日経平均株価予想は、手掛かり難から今日と同じようなところでの値動きとなりそうなのです。　９月は勝率が悪いと言われていますが、その通りになるかどうかは為替が鍵を握っているようです。

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