明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年8月14日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高のまちまちの結果でした。　両市場とも高値もみ合いといったような動きです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は２０円高で寄り付きました。　その後直ぐに買いが優勢となり、一気に上昇して行きました。　上昇が止まったのは８９７０円で９０００円まであと少しのところまで上げてきました。　為替が若干円安方向に動いたのも上昇の一因だったのでしょう。

　しかしお盆休み中と言う事もあってか買いは続かず、その後は値を消す展開です。

　午後は８９００円を少し上回るレベルでの一進一退が続き、時間と共に上下の値幅が縮まるような推移となり、大引けは一日の値幅の中値付近で終了しました。

　お盆休みの期間中は円高方向に仕掛けが入る事が多いのですが、今年は何やら違う動きが出そうな感じです。　７月後半に安値をつけたユーロが何となく反転したような感じです。　これを書いている今、９７円台に乗せてきました。　この動きが今後も続くようなら日経平均も１万円が視野に入るのですが・・・？

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックはまちまちの結果で、なかなか上に振れませんね。　そろそろ動き出さないと反対の動きが出る場合も有りますので、何とかして欲しいものです。　何か後押しするような材料が欲しいところです。

　一方日経平均株価も上昇はしたものの、調整の範疇を出るほどの上げではなく、一目均衡表の雲の中でのもみ合い相場です。　この雲を上抜けし、７月の高値を抜かない事には上昇トレンドに入れませんので、そろそろ重い腰を上げて頂きたいものです。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　今の段階での判断ですが、このままユーロの上昇が続くと日経平均低迷のひとつの足かせが無くなりますので、上がりやすくなるのは当然の事です。　明日は一目均衡表の雲抜け挑戦の日になるかも知れません。

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