明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年8月9日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ高・ナスダック安のまちまちで終わりました。　両市場ともに下げても良いようなタイミングなのですが、需給が良いせいか思ったほど下げません。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は昨日の終値付近での寄り付きとなりました。　米国にあわせたような寄付きで、しばらくそのあたりで推移するのですが、１０時頃から買いが優勢となり、右肩上がりの展開に変わります。

　１１時頃に８９５０円で止まり、その後少し調整しますが、午後になると再び騰勢が強くなり、９０００円まで上昇しました。　１時を過ぎると再び調整し、２時台にはその調整は少し深まります。

　引けにかけては少し戻しますが、９０００円には届かず、今日のところはお預けとなりました。

　ＳＱ前の最終売買日なのに、良く上げました。　需給が良いのか？　オリンピックで金メダルが２個増えたからなのか？　消費税増税法案の成立が見えたからなのか？　それにしても衆議院解散時期が「近い将来」から「近いうち」に変わった事で納得した谷垣さんに笑わせてもらいました。　何が違うのでしょう？　きっと何かの密約があったと考えるべきかも知れません。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは、まちまちの結果でした。　年初来高値が視野に入ってきていますので、しっかり足場を固めてからで良いのではないでしょうか。

　一方日経平均株価は、５日移動平均線と２５日移動平均線がゴールデンクロスを達成しました。　一目均衡表では、少しだけですけど雲の上に顔を出しました。　次の目標は７月の高値です。　これを抜くと一気に９５００円辺りまで上昇しそうです。　ＳＱ明けの相場が楽しみです。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　ＳＱ値が低いところで決まり、場中はその上で推移してくれれば良いのですが、逆にＳＱ値が高く決まると頭が重くなりそうで、嫌な感じです。　明日からの本格的な夏相場に期待したいものです。（暦の上ではすでに秋ですが）

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