明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年7月30日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に大幅上昇となりました。　寄り付いてからも右肩上がりの展開で、終日強い相場だったようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は８６００円を大幅に上回って寄り付きました。　しかし、寄り付き直後につけた８６７０円を高値として、しだいに値を消す展開となります。　急落と言うわけでは無く、横ばいながら少しずつ下へ動いたと言うようなイメージです。

　正午を過ぎると少し上を向きそうになりますが、後が続かず、８６００円の少し上辺りでのもみ合いが続きます。

　１時半ごろに一時的に売り物に押され８６００円を割り込む場面がありましたが、引けにかけて買い戻されて再びもみ合いのレベルまで戻しました。

　大引けは８６１０円で、米国株の上昇と比べるとかなり物足りない上げ方でした。

　国会周辺で脱原発を訴える抗議やデモが凄いそうですね。　これほど大きなデモは近年では少なく、何となく日米安保反対の時のイメージが重なってきます。　当時はまだ子供だったので、内容ははっきり覚えていませんが、日本人にも熱い血が流れていた事を再確認しています。　主催者発表の参加人数は２０万人、警察発表は１万～２万人だそうです。　なぜ１０倍もの差がつくのか？　どちらかが嘘をついているとしか思えないような差ですね。

明日の日経平均株価予想

　先週末の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは大きく上昇し、直近の高値（１９日）をはっきり上抜いてきました。　新しい相場に入った可能性が非常に高くなってきました。　もしそうだとしたら、年初来高値が視野に入ってきた事になります。

　今後の展開が気になるところなのですが、一旦休憩してから上昇するのか？　先に休憩を入れてから年初来高値にチャレンジするのか？　３連騰していますので、今夜あたり利食い玉が出てきても不思議ではありません。

　一方日経平均株価は米国に持ち上げられ、一目均衡表の雲の中に入ってきました。　しかし今日の値動きを見た感じでは、かなり重いようなイメージを抱いています。　何らかの追い風があれば良いのですが、今のところ何もありません。　一番効果のある風といえばやはり為替の円安なのでしょう。

　明日の日経平均株価予想は、今日と同じようなところでのもみ合いを予想します。　円が高止まっている状況では、かなり上値は重そうです。

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