明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年7月26日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ高・ナスダック安のまちまちの結果でした。　日中上がったり下がったりで、方向感が無く、一進一退の動きが終日続きました。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅高の寄り付きとなりました。　その後力なく下げてしまうのですが、マイナス圏まで売られることも無く、逆に上値も限られる一進一退の相場が続きました。

　午後は更に狭いレンジでの推移となり、８４００円をなかなか上回る事ができません。　しかし、２時前ぐらいから上値をブレイクし、８４５０円まで上昇します。

　２時台中ごろは８４００円台前半で膠着状態となり、全く動かなくなってしまいました。　

　引けにかけてもう一度高値８４５０円にチャレンジしますが、時間も無く、上抜けは見られませんでしたが、大引けは高いところで終わる事ができました。

　もう少し見てみないと分かりませんが、昨日の安値で一旦底を打った可能性が出てきました。　昔からよく言われるアノマリーで、天神底と言うのがあります。　日本三大祭のひとつ、大阪の天神祭りの頃に相場が底を打つというものです。　昨日は天神祭りのクライマックスを飾る「船渡御」がありました。　そろそろかも知れませんね。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックはまちまちの結果でした。　ＮＹダウは一時一目均衡表の雲の上に顔を出すのですが、大引けでは再び雲の中に引きずり込まれた形です。　上方へのスタートはまだ早いと言う事なのでしょうか。

　一方日経平均株価は本日反発し、８４００円台を回復しました。　まだ、５日移動平均線も下回っていますので、相場が反転したという決め手は何もありません。　ひとつ言えることは出来高が増えてきています。　今週の月曜日に出来高の底を打ち、火水木と右肩上がりとなっています。　これが相場反転の兆しなのかどうか？　今のところ分かりませんが、出来高が増えないと株が上がりにくいと言うのも事実です。

　明日の日経平均株価予想は、今日の株価の動きや出来高から、上昇を予想します。　しかし週末でもあり、オリンピックも始まりますので、私としては「待ち」のスタンスです。　オリンピックや高校野球の期間中は市場が閑散になるなどのアノマリーもありますので、トレンドが発生してからでも遅くは無いと思います。

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