明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年7月23日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウはダブルトップの始まりのようにも見えますので、警戒が必要です。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は大きく下げて始まりました。　その後一旦上昇し、８６００円を回復しますが、今日は円高と言う逆風が吹いていました。　９時半頃からしだいに値を下げて行き、８５５０円を挟んでのもみ合いに変わります。

　午後も同じような値動きで、狭い値幅の中でのもみ合いが長時間続きます。

　引けにかけては更に下を目指す展開となり、とうとう８５００円を割り込んでしまいます。

　大引けは少しだけ戻し、８５００円に乗せて終わりましたが、　円の独歩高と言う環境では買うにも買えないですよね。

　対ユーロ、対ドル、共に円高の流れとなったことが下落の一因だったのですが、国は何もしてくれません。　おかげで先週末に予想した下値８３９５円に近づいてきました。

明日の日経平均株価予想

　先週末の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは下落しました。　下げ幅が少し大きかっただけに今夜安いとちょっとやばくなりそうな気配です。　今は上昇トレンドの中にいると思いたいのですが、実際はボックス圏相場なのかも知れません。　

　一方日経平均株価は完全に下を向いてしまいました。　ユーロの下落が止まらないと下値目処は見えてこない状況です。　一目均衡表の雲も下抜けしてしまいましたので、戻す為には少し時間がかかるかも知れません。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　これを書いている今も円高の流れが続いています。　今年の夏は寒い相場になるかも知れません。　みんながそう考えた時に相場は反転するのですが・・・。

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