明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年7月19日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　寄り付きはモタモタしたような感じだったのですが、しだいに雲が晴れたように上昇して行きました。　

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は８８００円を回復して始まりました。　その後８８３０までありましたが、１０時頃に急落します。　為替が円高に振れた事が原因だと思いますが、株の方が先に止まったので、為替離れが起こりつつあるのかも知れません。

　下落が止まった後は８８００円を下回るレベルでのもみ合いに変わります。

　午後は８８００円を挟んでのもみ合いとなりました。　午前の値幅の中での推移が終日続き、大引けもその範疇で終了しました。　米国市場の上昇に比べて非常に弱い日本市場です。　政治や日銀があれでは・・・・。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは上昇し、ＮＹダウは今月初めの直近の高値がいよいよ射程距離に入ってきました。　何となく勢いを感じますので、一気に抜いてしまうかも知れません。　今回の下落で６月後半の安値を割り込まなかった事から、上に抜ければ上昇トレンドの証明ができると言うことです。

　一方日経平均株価は、弱い、弱い、弱い。　３回も書くぐらい弱いイメージです。　先ほども申し上げましたが、為替だけでなく、政治のゴタゴタや日銀の弱腰政策が響いているのだと思います。　原発の下に活断層が走っていると言うのも影響があるのかも知れません。　しかし大飯原発の下の断層は、今発見されたものではなく、私が始めて耳にしたのは阪神大震災のすぐ後だったと思います。　今さらなの？　と言う感覚です。

　明日の日経平均株価予想は、小幅上昇を予想します。　ＮＹダウは高値更新、日経平均はそのおこぼれ程度です。　ここ連日２５日移動平均線が壁になっていますので、これを抜かないと景色は変わらないでしょう。　逆に抜いてしまえば加速する可能性が高いということです。

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