明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年7月17日

本日の日経平均先物の動き

　米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に週末高の週初安だったようです。　週末上昇しすぎた分の巻き戻しがあったというような値動きです。　ようやく下落が止まりました。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅高で寄り付きます。　もっと上でも良かったと思うのですが、なかなかうまくいかないものです。

　寄り付き付近でしばらく膠着相場が続きますが、１０時を過ぎた頃に一気に買いが優勢となり、もみ合いの値位置を５０円ほど上に移りました。

　午後からは更に買いが入り、現物の取引が始まる頃には８８００円に乗せました。　しかし今日の上昇はここまでで、８７００円台後半でもみ合った後、もう一度高値チャレンジの場面もありましたが抜く事ができません。　そうなればダブルトップと言う事で、今度は下です。

　引けにかけて８７５０円付近でもみ合い、大引けはそのまま８７５０円で終了しました。　本日多くの地域で梅雨が明け、株式市場も梅雨明けだと良いのですが・・・？

　東電が申請している平均１０．２８％の値上げ幅を８％台に抑えて決着させる案が有力になっているようです。　東電の値上げが許可されれば、他の電力会社も値上げがしやすくなるのでしょうね。　電気料金を上げるのなら、株価を上げる対策をもっと真剣に考えて欲しいものです。

明日の日経平均株価予想

　日本がお休みの間の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは１勝１敗の結果でした。　週末の上昇幅が大きかったので、相場反転の可能性が出てきたようなイメージで見ています。　今夜上昇すれば、もっと可能性が高まるのですが、下げると２段下げの危険性も出てきます。　今夜の米国市場は重要な一日となりそうです。

　一方日経平均株価は上昇しましたが、何となく物足りない上げ方で、ＴＯＰＩＸはマイナスだった事から、まだ警戒が解けていないと言うのが現状なのかも知れません。　一時２５日移動平均線を上回りましたが、後半に押し戻されたと言う結果です。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　今夜の米国市場の上昇に支えられ、２５日移動平均線を上回るでしょう。　米国市場がこけないように応援したいと思います。

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