明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年7月4日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　独立記念日前日の半日立会いにもかかわらず、買いが優勢で推移する強い動きとなりました。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小高い始まりとなります。　日本市場は米国市場が休みの場合、積極的に買い進まれる事は通常有りません。　本日もそんな性質を反映し、高値も安値も限られる横ばい相場となりました。

　午後もそんな動きに変化は見られず、９１００円を挟んでのもみ合いが続きます。

　引けにかけては少し売られ、本日の安値付近でのもみ合いとなり、大引けは、僅か２０円高で終了しました。

　米国がお休みで日経平均に方向性の出ないときは、俗に言う仕手株が乱舞する傾向にあります。　今日も多くの仕手株が飛んでいましたが、経験の少ない方にはお勧めできません。　飛び乗り飛び降りができる方だけのお遊びです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは強い動きで、週後半に期待を持たせるような値動きでした。　しかし、木曜日にＡＤＰ雇用統計、金曜日に本物の雇用統計が控えています。　このまま上への流れが続くかどうか？　蓋を開けてみなければ分かりません。　良い数字が出れば株は上がり、悪ければ下がると言うような性質のものではなく、仮に悪くても政策（ＱＥ３）期待で上がったり、またその逆も有りますので、「誰にも分からない」と言うのが正直なところです。

　一方日経平均株価も堅調な足取りで上げてきています。　騰落レシオ等は過熱状態となっていますので、そろそろ休憩を挟む必要もありそうです。　そんな意味で今週後半は足踏みする可能性が高そうです。

　明日の日経平均株価予想は、今日と同じようなところでの一進一退相場となりそうです。　米国株と言う指針がありませんので、動きたくても動けない状況です。　トレンドは上向きですので、高みの見物でよいのではないでしょうか。

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