明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年6月26日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に大きく下落しました。　ただ、日中概ね横ばいだった事から、米国独自の下落ではなく、欧州市場の下落を折り込む動きだったようです。　日本市場でよく見かける光景です。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は安い寄付きとなります。　しかし思ったほどではなく、寄り付き後すぐに切り返す動きが見られ、底堅いイメージすら感じられました。

　しかし、戻しは８７００円までで１０時頃には寄り付き値付近まで押し戻されました。　そしていつものように横ばいに変わります。

　午後は１時前に横ばい件を下抜けし８６００円まで下げますが、売り一巡後は逆の動きが出て再び寄り付き値付近まで戻しました。

　引けにかけて少し買われ、大引けは８６９０円の３０円安で終了しました。　何となく底堅いイメージです。

　消費税増税法案が衆議院を通過しました。　デフレが続いている状態での増税は自殺行為に近いと思いますが、これを外国人がどう見るか？　日本株は買えるのか？　外国人の友達がいれば聞いてみたいところですが、残念ながら外国人の友達はいません。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは下落しました。　ＮＹダウは２５日移動平均線を少しだけ割り込んでしまいました。　これで短期調整が終わったのか？　まだ下があるのか？　今夜の動きが鍵を握るのではないかと考えます。

　一方日経平均株価は下落しましたが、２５日移動平均線を割り込むことなく終了しました。　ＮＹダウに比べて底堅い動きだったと思います。　米国市場を無視して日経平均だけが上昇する訳には行かないと思いますが、この程度の下落なら我慢しなければならないのかも知れません。

　明日の日経平均株価予想は、反発予想です。　欧米下げ一服と日本市場の底堅さを評価したいと思います。　２５日移動平均線は僅かに下を向きましたが、上昇トレンドが崩れたわけではありません。

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