明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年6月21日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高で戻ってきました。　ＦＯＭＣの結果ＱＥ３が無かった事で売られたようですが、終わってみれば結構戻したようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅高で寄り付きました。　少しもみ合った後、株価は右肩上がりとなり、８８５０円まで上昇しました。

　その後は８８００円を上回るレベルでのもみ合いとなりますが、現物の後場が始まる頃に再び上を目指し、午前の高値と同値の８８５０円つけました。　そこから上は重いようで一旦下落し８８００円を割り込みます。

　それで終わらないのが今の相場で、引けに向けてまたまた上昇し、本日の高値を狙うのですが、なかなか都合の良いようには運ばないようで、高値には届かず、少し下げて大引けとなりました。

　ＦＯＭＣでは、今月末が期限となっていた「ツイストオペ」の年末までの延長が決定したものの、おおむね市場の予想通りの結果だったと伝わっています。　予想通りで大きく下げなかったと言う事は、ＱＥ３期待は折り込んでいなかったと言う事かも知れませんね。　今後悪い経済指標が出てもＱＥ３期待で株は下がりにくい環境となるかも知れません。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックはまちまちの結果でした。　ＮＹダウは一昨日もそうだったのですが、７５日移動平均線が重いような感じです。　一旦下がってから、勢いをつけて通過しなければならないかも知れません。

　一方日経平均株価は強い動きでした。　為替の円高が一服したのも追い風となったようです。　対ユーロは１０１円台、対ドルも８０円が見えてきているようです。

　明日の日経平均株価予想は、週末でもありますので、調整予想です。　米国株も下がりそうなので、日本もお付き合いです。　明日からは短期の底を探すのも良いかも知れません。

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